簿記・会計

日商簿記検定3級に1週間で合格する方法

 

こんにちは!公認会計士受験生のウタです!

今回は「日商簿記検定3級に1週間で合格する方法」について紹介します。

みなさんの中にも「就活のために簿記の資格を勉強しているけど難しい」「大学の簿記の授業で何をやっているか分からない」と感じている人は多いのではないでしょうか?

実は私も大学1年生の時に簿記の授業をとっていたのですが、何をやっているかさっぱり分かりませんでした

しかし内容としては決して難しいものではないので、その勉強を続けていると大きな時間ロスになってしまいます。

もし誰でも簡単に合格できる勉強法があるとしたら、真似してみたいとは思いませんか?

実際に私が勉強を開始してから1週間で合格した勉強方法があるので、今回はそれを紹介していきます!

 

uta

この記事はこんな人にオススメ!

  • 簿記3級の試験に最短合格したい人
  • 簿記の勉強を始めようか迷っている人
  • 大学で簿記の授業が難しいと感じている人

 

 

 

 簿記を難しいと感じてしまう理由

簿記の必要性を理解できていない

簿記の勉強をしている人簿記検定に合格した人の中にも、なぜ簿記がなぜ必要とされているのかについて理解していない人は少なくありません。

しかしこれは仕方のないことでもあります。

なぜなら、簿記がなぜ必要なのか丁寧に説明してくれているテキスト参考書が少ないからです。

また日商簿記検定3級に向けて勉強している人の中には、簿記を生かして仕事がしたいと思っているわけではない人も多いと思います。

しかし簿記検定で試験範囲とされている内容は、すべての会社で働く人にとって非常に重要な内容です。

それは簿記が「会社の活動を記録するもの」だからです。

これは多くの人が聞いたことがあるかもしれません。

それでは、なぜ会社の活動を記録しなければいけないのかを考えてみましょう。

会社という言葉の定義の1つとして、会社が行う活動により利益を獲得するということがあります。

しかし会社の行う活動は、私たち個人が行う活動とは違って非常に取引の数や取引の規模が大きく、またその内容も複雑になっています。

また会社はそのような活動を継続することが予想されるので、それらを一定期間に区切って記録しなければなりません。

そこで会社が毎年作成することが義務付けられているのが、貸借対照表損益計算書です。

そしてこれらを作成するために日々の取引の記録を行わなければならないので、そのために仕訳をすることになります。

ここまでで簿記がなぜ必要なのかについて理解してもらえたでしょうか。

これを読んでくださっている人の中には、とりあえず就活のために勉強している人も多いかもしれませんが、このことはぜひ覚えておいてください。

専門用語に慣れていない

簿記を勉強するにあたって、今まで聞いたことのない専門用語が出てきたり、普段とは違う意味で使われている言葉が良く出てきたりします。

このことによって、テキストの説明が理解できず、混乱してしまうかもしれません。

最初は大変ですが、そこで曖昧な理解のまま終わらせないことで、後々の勉強が格段に楽になってきます

それは単純にその言葉を丸暗記するのか、その意味まで理解するのかによって、大きな差が生まれるからです。

確かに日商簿記検定3級であれば、暗記で乗り切ることができる人も少なくないかもしれません。

しかし非効率のように感じるかもしれませんが、理解できないことがあったらもう1度テキストをじっくり読み直すか、自分で調べてみてください。

そうすることで合格できる確率も高まりますし、他の資格を勉強するときにも簿記で学んだ知識が役に立ちます

 

遠回りしない正しい勉強法

簿記の役割を理解する

初めて簿記を勉強し始めたという人にとって、この作業はとても面倒で時間の無駄に感じるかもしれません。

しかしこれを理解しているかどうかが、この先の勉強の効率性を大きく左右します。

既にこの記事で説明していますので、忘れてしまった人や読み飛ばしてしまった人は、少し上まで戻ってもう一度振り返ってみてください。

専門用語の意味やルールを覚える

簿記の勉強においてもインプットは非常に大事です。

簿記で使われている特有の言葉仕訳のルールを、考えなくても頭ですぐ理解できるレベルまでもっていってください。

これをするためには、テキストの読み込みその反復が圧倒的に大事です。

最初の1~3周目は時間をかけて、理解を大事にしながら読み込んでください。

その後はスピード重視で、何度も何度もテキストの読み込みを回転させることをおすすめしています。

実際に問題を解いてみる

簿記の必要性を理解してテキストの読み込みが終わったら、実際に問題を解いてみましょう

インプットがある程度終わったら、手を動かすことが重要です。

過去問5年分くらい解けば、十分なアウトプットができると思います。

これまでに説明したことが正しくできていれば、実際に問題を解くことはそれほど難しいことではなく、スムーズに進めることができるはずです

また過去問を解くことはもちろんのこと、そこで間違えた問題を復習することに時間をかけてください。

どうしても問題を解くのが難しかったり、解答を見てもなぜ自分が間違えたのかわからなければ、インプットが足りないのかもしれません

もう1度自分の苦手なところを中心に、テキストの読み込みを行ってみてください。

 

試験合格までのスケジュール

資格試験の勉強においては、スケジュール管理も非常に大切です。

これから私が1週間で日商簿記検定3級に合格した時の、勉強スケジュールを紹介していこうと思います!

 

step
1
1~2日目

簿記がなぜ必要とされているのかを理解したら、時間をかけてテキストの読み込みをしていきましょう。

目安としては、テキストを1日に1周することがおすすめです。

最初からすべてを理解することはできないので、難しいところは読み飛ばしてしまっても大丈夫です。

そこには印をつけておいて、すべて読み終えてから得がいくまで復習しておきましょう。

 

step
2
3~4日目

テキストの理解ができていることを前提にして、テキストの読み込みを何回転もさせましょう

この場合の目安は、テキストを1日で3周することがおすすめです。

理解しても初めのうちはすぐに忘れてしまうので、反復して知識が定着するようにしましょう。

また余裕がある人は、4日目あたりで過去問を1度解いてみてください

そうすることで、自分がわかっていないところが明確になるので、よりインプットの質も上がります!

step
3
5~7日目

テキストの読み込みは継続しながら、過去問を解くことに挑戦してみましょう。

そして過去問は解いたら終わりではなく、間違いの直しにも時間をかけてください

最初は合格点が取れなくても大丈夫です。

問題が解けない原因は理解不足暗記不足もありますが、単純に問題形式に慣れていないだけの場合もあります。

間違えたところを中心に復習しておけば、問題を解くことを繰り返すうちに自然と点数が上がてくるはずです!

 

まとめ

今回は「日商簿記検定3級に1週間で合格する方法」について紹介していきました!

簿記の勉強をし始めたばかりのときは、今まで習ったことのない内容ばかりで理解するのに時間がかかります。

しかし一度理解してしまえば、内容としては決して難しいものではありません

今まで勉強を苦手にしていた人でも、正しい勉強をすれば必ず合格できる資格です!

簿記を勉強することで学べる知識は多くの場所で生かすことができるので、これからも頑張っていきましょう!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

-簿記・会計