こんにちは!公認会計士受験生のウタです!
みなさんの中にも「勉強していても記憶が定着しにくい」、「覚えたのにすぐ忘れてしまう」と感じている方は多いのではないでしょうか?
私も公認会計士試験の勉強をしているとき、覚えることが多すぎて挫折しそうになった経験があります。
せっかく勉強してもすぐに忘れてしまうと、その後の勉強のモチベーションも上がらないですよね。
そんな方に向けて、今回は「インプット能力が格段に上がる記憶整理術のやり方」について紹介していきたいと思います!
効率的にインプットする方法を身に着けることで、毎日の学習スピードをどんどん高めていきましょう!
この記事はこんな人にオススメ!
目次
記憶術は整理術
身の回りと頭の中は同じ仕組み
自分の部屋が今どうなっているかを想像してみてください。どこに何があるかすぐに思い出すことはできますか?
実は身の回りの整理をする方法と、頭の中の記憶を整理する方法において重要なポイントは同じです。
整理整頓されているきれいな部屋って、どのようなイメージでしょうか?
モノが散らかっていなかったり、カテゴリ分けしてしまわれていたり、欲しいものがすぐ取り出せることが当てはまると思います。
このように言語化してみると、頭の中で記憶を整理することも同じことだと気が付くはずです。
大学の授業で知った知識、仕事で必要な知識、家事で必要な知識というように必要な場面ごとで記憶が整理されていて、それらを必要なときにすぐアウトプットできることが大切ですよね。
優先順位を決めて順番に片づける
もう1度だけ身の回りの整理の例に戻ってみましょう。
もしも自分の部屋が散らかっていたら、どのように片付けるかを考えてみてください。
人によって優先順位は変わってくると思いますが、自分が頻繁に使用するところから順に片付けていきますよね。
家で勉強や仕事をすることが多い人であれば机の周りから、料理をよくする人であれば台所からかもしれません。
可能であるならすべての部屋を一気に整理してしまいたいですが、残念ながらそれはできないとみなさんもよく知っているはずです。
それは頭の中の記憶を整理するときも同じですよね。
私たちはそれを知っているのにもかかわらず、知識をインプットするときは何故か一気に多くの情報量を詰め込んでしまいます。
新しい知識を記憶して頭の中で整理するときも、重要性の高い順番に少しずつインプットすることが大切です。
何を記憶するのか明確にする
全体像を把握する
新しい分野の知識をインプットするときには、やみくもに始めるのではなく全体像を把握して目標を明確にすることが大切です。
例えば資格の勉強をするために、新しい参考書を購入したとしましょう。
勉強する範囲が少なく1日で読み切ることができる量なら問題はないのですが、そうでなければここで注意が必要です。
いつもなら単純に1ページ目から読み進めていくと思いますが、効率的に記憶するためには目次を用いて全体像を把握することをおすすめします。
目次にはこれから勉強する各章と各節くらいまでの情報が載っていることが多いです。
参考書を読み進めていく上で、常に自分が今どこの勉強をしているのかを意識することが、効率的なインプットの助けになります。
覚えるポイントの強弱をつける
全体像を把握することで、新しく学ぶ情報の重要性に強弱をつけることができます。
参考書の例で考えてみれば、各章や各節の題名はこれから勉強する前提となる重要度の高い情報やキーワードです。
また各節でされている説明文の中にも、色付けや太字によって強調されている部分があると思います。
これらの情報と通常の長い説明文を並列させて読んでしまうと、効率的なインプットを阻害してしまいかねません。
色付けや太字で強調されている重要性の高い言葉を覚えて、その後でそれらを詳細に説明している文章を読むことがおすすめです。
そうすることで覚えることに強弱をつけた効率的なインプットが可能になります。
記憶の箱を作る
章・節ごとに整理する
参考書を読み進めるときと同様に、頭の中で記憶を整理するときにも重要性と強弱をつけることを意識しましょう。
身の回りを整理するときにも、勉強道具や衣服、趣味の道具をごちゃ混ぜにして収納することはしないですよね。
記憶の整理をするときも同様で、強弱をつけた重要性の高い知識ごとにカテゴリ分けをして、頭の中の記憶の箱に情報をしまうことが大切です。
論点ごとに整理する
頭の中で情報の整理をする方法は、1つだけではありません。
資格の勉強をしているときに参考書の章ごとに情報を整理することもできますが、他の章でも関連する論点ごとに頭の中で整理できるとより記憶の定着率が高まります。
例えば勉強道具と衣服を分けて収納していたとしても、学校や職場で使用するものとプライベートで使用するものという分け方もありますよね。
このように多くの観点からモノや情報を整理することができていると、より頭の中で記憶の整理が上手くいきます。
記憶の箱に入れる・取り出す
何度も繰り返して定着させる
記憶する情報の強弱をつけてカテゴリ分けをすることができたら、その情報をインプットする回数を増やしていきましょう。
どんなに頭の中で情報の整理が上手くできたとしても、それを繰り返さなければ忘れてしまいます。
覚えたことを忘れてしまうことは決して悪いことではないので、落ち込む必要はありません。
大切なのは何度もインプットを繰り返しすることで、忘れてから思い出すまでのスピードを上げていくことです。
アウトプットがインプットを助ける
そしてある程度の記憶が定着してきたと思ったら、それを頭の中の記憶の箱から取り出してアウトプットすることが大切です。
情報をインプットして記憶するだけではなく、それらを出し入れすることで、その情報が頭の中でどこにあるのかをすぐに見つけやすくなります。
身の回りでも頻繁に使うものは無意識に見つけることができるのに、ずっと使っていないものはどこにあるのか忘れてしまうのと同じです。
インプットとアウトプットを繰り返して、情報の出し入れをする回数を積み重ねると記憶の定着率が上がっていきます。
まとめ
今回は「インプット力が格段に上がる記憶整理術」について紹介していきました!
大学生で授業や資格の勉強をしているとき、仕事で次のステージに立ったとき、趣味で新たなことを始めるときなど、知らないことがたくさんあって頭の中が混乱してしまいがちですよね。
このような時こそ、物事をシンプルに考えて着実に進めていくことが大切です。
新たな知識を記憶して、頭の中で整理して、それらを使えるようにするという目標を明確に効率的な記憶整理術を実践してみてください!
日々のインプットのやり方を少し意識するだけで劇的に成長スピードが変わるので、これからも頑張っていきましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!